施設案内

ご挨拶

長崎県対馬歴史研究センターは、令和2年(2020)4月1日に開設いたしました。

当センターは、対馬の文化財を保存・活用する目的で、昭和52年(1977)年に設置された長崎県対馬歴史民俗資料館の機能を引き継ぐ施設であり、対馬博物館と同じ建物に設置しております。

対馬歴史民俗資料館は開館以来43年間、皆様方のお力添えをいただきながら、多くの文化財の調査・研究、保存・活用(展示公開)を行ってまいりました。

特に、開館当初からの収蔵品である対馬宗家文書は、35年にも及ぶ調査を経て、平成24年(2012)と平成27年(2015)にその価値が認められ、国の重要文化財に指定されました。対馬を代表する文化財が、まさに「日本の宝」となりました。

当センターでは、①保存・修復事業、②調査・研究事業、③国内外の研究機関との連携事業、④情報発信事業を柱として、対馬博物館をはじめ、様々な機関と連携しながら、対馬の文化財の保存・活用に努めています。

これらの取り組みを通じて、対馬の貴重な歴史的資料を次世代へ継承するとともに、情報発信の拠点として発展させていきたいと考えておりますので、皆様のご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

長崎県対馬歴史研究センター
所長   浦野 健二

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